こんにちは。HARIスタッフの高倉です。
■今回は焚火の薪についてのご紹介です。
焚火の薪には何をつかっていますか?
調理と焚火の薪は違うものをつかっていますか?
薪の種類によって特徴があり、付け始めに適しているものや長時間使えるものなどあります。
▼薪の種類
・針葉樹(左):着火しやすいが、燃焼時間が短い⇒焚き付けに使用
・広葉樹(右):燃焼時間が長いが、着火しにくい⇒調理などにも使える
▼針葉樹・広葉樹のちがい
・針葉樹(左):持った感覚で軽く、樹皮がピリーっと剥ける感じのもの
・広葉樹(右):樹皮がゴツゴツしていて、ずっしり重たいもの
針葉樹は油分を多く含み、火付きもいい分、燃えるのが早いです。そのため火力調整がしやすく焚き付けに適しています。焚火などで使う場合は投入する回数が多くなります。(量も沢山いります)
消えかけの焚き火を復活させたい場面や、調理用にすぐ火力をアップさせたいときも針葉樹の出番。
広葉樹は火をつけるとパチパチと音がなり焚火感満載です。
▼焚火にはどちらが?最適?
広葉樹を購入する場合(ナラ・クヌギ)は、節の少なくて(割りやすいため)目が詰まっていて重いもの(火持ちがいいため)がいいです。 また、初めから角材状に細かくなっている箱入りのタイプは、よく燃えて割る手間が不要ですが、火持ちがしないので焚き火を楽しむには不向きです。
▼なかなか火が着火できない時は
着火剤を使ってもつかない時は、薪の燃える音が「シュー」となっていることがあります。煙も出ているのに「パチパチ」音がせずに。こんな時は薪が湿気ているので地面にシートを引き(地面からの湿気を防ぐため)太陽にあててください。天気いい日は30分ほどで湿気が減り、着火できます。
▼薪の量
1束500円の薪で3時間くらい。 夜だけなら1束、朝昼にも焚き火をするなら3束くらい必要です。(キャンプ場にも売っています)焚火の火で調理の場合も同じです。
▼焚火の片づけ
キャンプ場に消し炭置き場などがあります。(もちろん火は完全に消えたもの)できれば自然に消えたものが良いです(消火剤や水で消さないもの)
焚き火が鎮火するまで、薪が燃え尽きるまでなにもできませんが、燃えさしを砕いておくと灰になるのが早くなります。火が消えても焚き火台が冷えないと片付けはできないので、夜のうちに鎮火を見届けて就寝するのがベストです。
★★★★★
どちらか1種類を購入する場合は広葉樹をお勧めします。みっちり硬いので、薪割りは大変ですが、樹皮も細かく割り焚き付け用とし、残りは焚火・調理に使うといいと思います。
***********************************************************************************
いかがでしたか?
今回は焚火に使う薪ついて、検証しました。
この紹介した薪だけでなく、キャンプ地で拾った木でも大丈夫ですが、雨・露などで湿気ているものが多く当日にはなかなか使用できません。次回のために拾って車の中で保管と乾燥をするのがベストです。(ただし、虫には気を付けてください)
また他も、紹介していきますのでお楽しみに。