(1)キャンプ場をおさえよう

まずはプランを立てるところからスタート!

キャンプ場を予約しよう!|はじめてのキャンプ

ここ数年、キャンプがブームになってから各地のキャンプ場はどこも予約がいっぱいです。とくに週末は何カ月先までいっぱいということもめずらしくありません。

日程が決まったら、細かいことはさておきまずはキャンプ場を予約して確保しましょう!

多くのキャンプ場では、急な人数の変更などには柔軟に対応してくれたりしますので、まずは、とにもかくにもキャンプ場をおさえることをオススメしています!

(1)キャンプ場選びのキホン

キャンプ場の選び方は、シーズンや目的によっても変わってきますが、まずは基本をおさえておきましょう!

①キャンプ場までの移動時間は?

近いと移動も楽ですが、キャンプ場はどこも自然豊かな場所にあるもの。テントやキャンプ道具を片付けて自然の中で遊んだ帰り道は、思ったよりグッタリしちゃいます。
1泊であれば、車の運転時間は最大で2時間程度、2泊でも3時間程度を目安にしてキャンプ場をしぼってみましょう。

ナビアプリでルートを事前確認しておこう。 通り道や近隣のスーパーやコンビニもチェック!

②お風呂、シャワーはあるか?

温泉がある施設から、簡易シャワーのみの施設まで色々です。
汗をかく夏場であればとくに気にしておきたいところ!周辺に銭湯や温泉があるキャンプ場も多いので、車での移動時間なども事前に調べておくといいですね。

温泉を楽しむのも、シャワーで軽く済ませて キャンプナイトをゆっくり楽しむのもアリ♪

③車の横づけができる?

駐車場が宿泊場所と一緒になっているオートサイトならともかく、駐車場が思ったより遠かったり、道が整備されておらず荷物を運ぶのに苦労した!という失敗談も少なくありません。事前に調べておきたいですね。

駐車場が離れている場合は道具を運ぶのに ワゴンやカートがあるととっても便利です!

④花火はできる?

夏キャンプやファミリーキャンプなら花火もかかせないイベント。施設によっては、キャンプ場内での花火が禁止されていたり、手持ち花火に限定されているとか、それぞれルールが異なります。
また、キャンプ場内では禁止でも近くの川辺や海辺では自由にできる場合もありますので、しっかり事前に調べておきましょう!

音が出る花火などは迷惑になることもあるので 気を付けて。最後はゴミをきちんと持ち帰ろう。

⑤焚き火はできる?

キャンプといえば焚き火!
最近は多くのキャンプ場で直火キャンプ(直接地面の上に焚き火をすること)は禁止されているので、焚き火台や焚き火シートなどが必須!
また、焚き火自体が禁止されている施設もありますのでしっかり確認しておきたいですね。

⑥夜の気温はだいじょうぶ?

夏場でも、山の上は思ってる以上に涼しくなります。朝方は寒くて目が覚めることもめずらしくありません。また、虫さされ予防にもなるので長袖のアウトドアジャケットやパーカーなどは夏場でもマストです。 

秋冬キャンプならとくに寒さ対策は万全に! 寝袋やテントの耐寒温度も確認しておこう

⑦アクティビティや近隣の観光スポット

のんびり過ごすキャンプもいいけど、せっかくならキャンプ場で開催されている自然いっぱいアクティビティに参加してみたり、近くの観光施設に出かけたりもオススメです。
施設によって様々なのでチェックしておきたいところ。

魚釣り、マリンスポーツ、陶芸体験…自然と 触れ合ったり、観光スポットで歴史探訪したり キャンプ場選びのヒントになるね。

(2)夏は水辺キャンプが人気!

夏キャンプといえば海・川・湖などの水辺キャンプ

川や海、湖など、やっぱり夏場の人気は水辺キャンプ場です。

水辺キャンプの魅力

  1. 川遊び、海水浴ができる
  2. 清涼感が味わえる(川キャンプ)
  3. 釣りなどマリンスポーツが楽しめる
  4. サンセット(海)、滝など景色が最高!

より自然を楽しみたい!という方なら、 森林浴も楽しめる上流川キャンプがオススメ!

水辺のキャンプ場で確認しておきたいこと

①水辺までの距離、移動手段

キャンプ場から川や海までの距離はどれくらい?徒歩で行けるのか、車が必要なのか?事前に確認しておこう。

②川の場合、梅雨時期から2週間くらいは避ける

梅雨時期で雨が多いと、川の水は濁っていたり増水していたりします。命に関わる危険な場合もあるのでこの時期は避けるか、しっかりと天気の確認をこまめにしましょう。

③時間の過ごし方(日陰の作り方)

水辺は日陰になる場所が少ないので、タープやシェードテントなどで日光を避けられる環境作りが大切。熱中症になってしまってはせっかくのキャンプが台無しです。

日陰がない河原や砂浜の水辺で長時間遊ぶなら タープを立てられるかなど、地面の様子を確認 しておくと安心です。

④氷の補充は必要か?

持っていくクーラーボックスや保冷材の種類によって保冷時間は違います。翌日まで保冷効果が続くかどうか、場合によっては近隣のスーパーなどで氷の補充が必要かもしれません。

⑤天候が悪い日や雨が降ったあとは泳がない

梅雨時期など雨が続いた後の川は濁っていたり、流れが早くとても危険です。子供だけでは絶対に泳がせない、大人であってもじゅうぶんに気を付けましょう。

(3)コテージのあるキャンプ場

コテージのあるキャンプ場

コテージやロッジがあるキャンプ場なら、テント設営などがなくエアコンなども整備されていることが多いので快適にキャンプを楽しめます。

コテージキャンプのメリット

  1. テント設営と片づけの手間がない
  2. 季節を問わずキャンプが楽しめる
  3. 雨でも屋内で過ごしやすい
  4. 他のお客さんと離れているのでプライベートが確保しやすい

大人数のキャンプならコテージがおすすめ! エアコンや冷蔵庫も完備されていたりするから 初心者さんでも安心して泊まれるよ。

コテージキャンプで確認しておきたいこと

①キッチン用品の有無

コテージはキッチンがついている場合が多く、フライパンなどの調理道具まで用意されていることもありますが、なければレンタルもしくは持参が必要です。事前に確認しておきましょう。

②バーベキューできる場所

コテージのお庭でバーベキューができたり、お庭がない場合はどこでできるのか?はキャンプ場によって異なります。共有スペースでの場合は独自のルールなどもあったりしますので事前に確認しておきましょう。

③お風呂の有無 近場の入浴施設など

コテージなら簡易シャワーや浴室がついていることもあります。ついてない場合は、キャンプ場の共用シャワーを利用したり、近隣の温泉や銭湯を利用することになります。それによってタイムスケジュールも変わってくるので事前に確認しておきましょう。

気を付けるポイントは、お風呂やシャワーを 利用できる時間帯を把握しておくこと! 気が付くとお風呂が終わってた!なんてことも。

⑤寝具は持参か、床の状態は?

コテージのあるキャンプ場の場合は寝具はレンタルできることが多いですが中には持参が必要な施設もあります。
また、フローリングなど硬い床の場合は薄い寝袋1枚だと体の疲れがとれないどころか一睡もできない!なんて悲しいトラブルにも。

布団類はかさばるので、レンタル品を キャンプ場へ直接お届けすることも可能です♪

④人数が増減したときの対応

コテージの場合、お布団など寝具類はキャンプ場でレンタルできる場合が多いので荷物も少なく安心です♪ただし急に人数が増えたりする場合はレンタルが間に合わない場合もあるので、そういう場合は寝袋を1~2個程度もっていくと安心かもしれません。

(4)冬のキャンプ

冬のキャンプ場|はじめてのキャンプ~キャンプ用品レンタルショップHARIーハリ

はじめてのキャンプには少しハードルが高いのであまりおすすめはできませんが、いくつかの注意点を確認すれば初心者さんでも不可能ではありません。

冬キャンプのメリット

  1. キャンプ場の予約が取りやすい
  2. 虫がいない
  3. 空気が澄んでいて星がきれい
  4. 温泉が気持ちいい

冬キャンプデビューは、コテージや常設テント など、安全な環境からスタートすれば初心者さん でも比較的安心して挑戦できます。

冬キャンプで気を付けたいこと

①とにかく寒い!

標高の高い場所や水辺などの冬の寒さは尋常ではありません!油断すると命の危険がともなうので徹底した防寒が必要です。

初心者さんはコテージ宿泊の冬キャンプから はじめてみるのが安全・安心です。

②キャンプ場までの道のりに注意

冬になるとキャンプ場までの道路が凍っている場合があるので、スタッドレスタイヤなどの装着が必要な場合があります。とくに、高速ICを降りてからの地道の状態がどんな感じか、必ず確認しておきましょう。

③火の取扱いに厳重注意!

テントの場合、最も気を付けなければいけないのはテント内での一酸化炭素中毒です。テント内が密閉した状態で暖房のために薪など燃焼させたりするのは絶対にやめましょう

④日暮れが早いので注意

夏と比べて暗くなるのが早い冬、日が暮れると寒さも一気に厳しくなります。食事の片づけや暖房の準備など計画的に進めましょう。

⑤ドロップダウン現象に注意

コンロやガスバーナーに使用するガス缶は寒さに弱く、いざというときに火がつかない!なんてトラブルがよくあります。これを「ドロップダウン現象」といいます。ガス管だけでなく、ライターやチャッカマンでも着火がしにくいなども起こります。

寒さに強いアウトドア用のガス管や、 ホワイトガソリン式のコンロがおすすめです

⑥始めは経験者と一緒に

何かと不安な冬キャンプ、はじめは経験者と一緒に出掛けるのがベスト!そしてコテージなど管理棟にすぐ連絡がとれる施設で安全に楽しみましょう。

はじめてのキャンプ場選び・まとめ

いかがでしたか?
はじめてのキャンプにおすすめなのは「コテージに宿泊するキャンプ」です。そして、はじめてのテント宿泊の場合は、アクティビティが楽しみやすい水辺での夏キャンプ、という結果です。

キャンプ場の予約がなかなかとれず、寒い時期に挑戦する場合は上記の注意点などに気を付けて、まずはコテージ泊からがおすすめです!

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